私の中の不思議なのですが・・・
子供の頃、異常と思える程、母に執着していました。
私は、ハエが嫌いで、私にハエが止まると大泣きしていたのですが、母にハエが止まっても大泣きするのです。
そのくらい、母との一体感を求めていました。
自分でもこんな自分が不思議でした。
「お母さんがいないと世界は真っ暗」
「お母さんが死んでしまったらどうしよう」
そんな、恐怖がありました。
5年生の頃まで、「お母さんと、別れる夢」を見ては夜泣きをしていました。
幼い私は、
「お母さんと繋がる事が私の使命」と思っていた気がします。
使命・・・といったら言い過ぎかもしれませんが・・・
「その為に生まれてきた」という感じだったのでしょうか。
2歳の時です。
妹が生まれるという事を聞きました。
「お姉ちゃんになるのだから、しっかりしなさい」
「お姉ちゃんになるのだから泣いてはいけない」
「お姉ちゃんになるのだから我慢しなくてはいけない」
と言われたのです。
その時、
「妹が生まれたら、ますます繋がれなくなる。どうしたらいいのだろう・・・」
と思い、愕然としました。
頭の中が真っ白になるあの感覚が現在も時々思い起こされていました。
執着するほど、母が素敵で私を愛してくれたかというと、真逆・・・全然そうではないのです。
なので、私の中の不思議だったのです。
家族は大家族で、祖母や叔母叔父も一緒だったので、祖母も叔父も叔母も優しかったので、母に執着さえしなければ、幸せな子供時代を送れたような気がします。
が、私の描いた魂のストーリーは、「母に執着する」だったのでしょうね。
執着する事で、トラウマ作りに、とっても役に立ちました。
★詳細は、また書いてみようと思っています。